岡崎 航|みんなのかかりつけ訪問看護ステーション

「もっと家で過ごせる人を増やしたい」と地元で訪看を立ち上げる道を選択しました

札幌北店 管理者

岡崎 航

DATA
1987年生まれ/大学卒/前職:大学病院/訪看経験なし/北海道出身/2024年4月入職/2024年5月より札幌北店管理者

医療職になったきっかけと経歴を教えてください

中学生の時に母が心筋梗塞で倒れたことが、医療職に興味をもったきっかけです。倒れた瞬間、父に「病院に連れていくから運ぶのを手伝ってくれ」と言われたのですが、男二人でもどうにもできず救急車を呼びました。その時の「大切な人に何もできなかった」という強烈な無力感を今でも覚えています。面会に行くと母は管だらけになっていて、病室でも「何かしてあげたいけど何をしていいか分からない」という気持ちになり、それがずっと心に残っていました。元気になって帰ってきた母は「看護師さんに本当にお世話になった」と感謝しており、僕に「あなた看護師向いているんじゃない?」と勧めてくれたことで、看護師を目指すことに決めました。
ただ、看護大学での授業や実習は「人間より疾患にフォーカスしている」ように感じ、想像とのギャップがありました。しかし、訪問看護ステーションの実習は人間味があふれているように感じ、とても楽しく、将来は訪問看護ステーションで働きたいと思うようになりました。とはいえ、新卒で進める世界ではないと考えていたので、まずは経験を積むために札幌の大学病院に入職しました。
大学病院で勤務し始めた頃、共通の友人の紹介で代表・藤野さんと知り合いました。「こんなに若くして訪問看護を起業する人もいるんだ!」と驚き、その後も連絡を取り続けていました。藤野さんの訪問看護ステーションを見たくて、実際に名古屋まで見学にも行きました。見学では、かかりつけの皆さんが本当に楽しそうに仕事をしていて、看護師という職業を心から誇りに思い、看護の可能性を信じている姿がとても衝撃でした。見学をきっかけに、「訪問看護をするならかかりつけで働きたい」「早く北海道にもオープンしてほしい」と思うようになりました。
しかし、その後は異動で配属されたNICUが楽しくて仕事にのめり込み、結婚して子どもが産まれて生活が変わったこともあり、訪問看護への興味は段々と薄れていきました。そんな時に、施設で暮らしていた大好きな祖父が、病院で亡くなりました。母は「私が施設に入れたせいで寿命が縮まったのではないか」と後悔していました。
僕の地元には、当時訪問看護ステーションが一つもありませんでしたが、「もしここに訪問看護ステーションがあったら祖父は家で過ごせたのではないだろうか?」「悲しむ人が減ったのではないか?」と考えるようになりました。
再び訪問看護について考えるようになったタイミングで、藤野さんから連絡があり、北海道で出店する店舗の立ち上げ所長をやらないかと誘ってもらいました。正直に言えば、そのまま病院で働いていれば経済的にもキャリア的にも順風満帆だったと思います。しかし、「これはもう祖父の導きなんだろう」「ここでやらなきゃ一生後悔する」と思い、妻を説得してかかりつけへの転職を決意しました。

転職前に感じていたキャリアや仕事の「悩み」について教えてください

僕は男性看護師のキャリアは、管理職か教員になる、あるいは認定や専門看護師資格を取得するくらいしか思い浮かべることができませんでした。ただ、教員は向いてないと思い、突き詰めたいほどこだわりのある分野もなかったので、消去法で「いずれは管理職になるんだろう」と思ってました。ただ、実際に管理職を勧められることもありましたが、果たして管理職の業務やプレッシャーに耐えることができるのか不安でした。勤務面では、年々夜勤が辛くなっていたため、できれば夜勤のない働き方をしたいと思っていました。

転職前の「不安」について教えてください

管理職も訪問看護も未経験で、いきなり訪問看護ステーションの所長という、わからないことだらけの転職でした。周りで訪問看護ステーションの所長をする友人も、残業が多く、会うたびに増える白髪を見せながら「本当に大変だぞ」と脅してきました。ただ、僕は根っからのポジティブなので「不安を感じても仕方ない」と開き直り、「人は人、自分は自分」と考え、早く始まらないかとワクワクしていました。

転職前の悩みや不安をどう乗り越えたのですか?

面接に合格してから入職する日まで、1年ほど準備期間がありました。その期間に、マーケティングをじっくり勉強したり、e-ラーニングで訪問看護について学んだり、藤野さんから紹介してもらった札幌で訪問看護ステーションを運営している方の話を聞いたり、十分すぎるほど準備に時間をかけることができました。この準備はすべて会社がサポートしてくれて、至れり尽くせりの会社だと感じました。また、妻の信頼できる友達がオープニングスタッフとして入職してくれることになり、とても心強く感じました。

一歩を踏み出して、今どうですか?

毎日楽しく仕事をしています。かかりつけに入社してから気づいたのですが、僕はマネジメントがとても好きだったようです。働きやすく、誰でも一定水準の成果が出せる仕組みづくりを考えることが楽しく、勉強し続けています。
また、かかりつけは所長の裁量権が大きく、自由度の高い会社です。自分で考えながら選択できる方が人生の幸福度が高いタイプなので、かかりつけの風土も僕に合っていると感じます。どういう店舗を作りたいのか、どうやって関わる人達を幸せにしたいのか、理想の職場づくりに日々取り組んでいます。
札幌北店は2024年5月1日にオープンし、少しずつスタッフが増えてきました。ケアに熱い仲間たちと共に、それぞれの目標に向かいながら一緒に笑ったり泣いたりしながら楽しく働いています。そんな仲間たちの人生をより良くする仕事に携わることができて、とても嬉しいです。
給与面では、夜勤していた病院勤務時代と同じくらい、むしろ少し増えたくらいです。「夜勤してるから少しくらいぜいたくしてもいいだろう」と散財することもあったので、余計な出費は減りました。私は夜勤で体調を崩しやすかったので、最近は慢性的な疲労や頭痛から解放され、健康的なライフスタイルになりました。かかりつけの業務効率化の仕組みのおかげで残業もしていません。
最初は転職に不安がっていた妻も、「家にいて子どもと過ごす時間が増えたし、なにより楽しそうだから良い選択だったね」と言ってくれています。

「地域や未来の社会に貢献したい!」と熱く考える人にとっては、かかりつけは最適の会社だと思います。「管理職はある程度経験してからなるもの」という考えもまだ根強いかもしれませんが、マネジメントも1つのスキルなので学ぶことで習得できます。かかりつけには学習を継続的に支援する仕組みや体制があるので、諦めない心さえあれば身につけることができます。それは、管理職も訪問看護も未経験で、2年以上所長を勤めてきた僕が証明しています。
ご興味ある方は、ぜひ一度見学に来てみてください。皆様からのご連絡をお待ちしております。

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